体育祭一週間前・外伝
体育祭一週間前、放課後の職員室。

魔導先生「いやぁ〜、参りましたねぇ。
     教員種目で何に出場するのかを決めたいのに、
     生徒の出場種目を決めに逝ってる先生がこんなに多いとは」

校長「ほっほっほ、君、字が間違ってるよ」

魔導先生「いやぁ、よくお気づきになられましたねぇ、そのアタマで」

校長の怒りが10%上がった!

物理先生「さすが校長、妙なパラメーターが上昇してますな」

医学先生「それはさておき、今集まっているメンバーで
     話し合いだけでもしておきましょうか」

教頭「では、とりあえず出たいものがあれば、
   この用紙にひとまず名前を書いておきましょう。
   出たいものが重なった場合は後で話し合い相談すると言うことで」

購買「あの〜、教員ではない者も出ていいんですかい?」

教頭「あなた方も学院の関係者なので、職員の競技に参加しても構いませんよ」

購買「わかりました」

医学先生「私はコレに出ましょうかね」

魔導先生「短距離走ですか。
     私もコレにしましょう」

教頭「私はどれに出ようか・・・・・・。(種目一覧を見ている)」

妖精「二人三脚なんてどうだ?」

教頭「・・・・・・」

妖精「あれ? 聞こえてないのかな?」

虎「ガルルルルルルルル!」

妖精「うわ、こえぇ〜!」

逃げようとする妖精に虎が噛み付いた!

妖精「いったあぁぁぁぁぁ〜!」

妖精の叫び声を聞いて仲間たちが現れた!

テストの妖精B、C、D、Eが現れた!(今までいたのはAとする)

虎「ガォ!?(噛み付きながら驚いている)」

妖精B「助けにきたぞ!」

妖精A「うわぁ〜ん、痛いよ〜!」

妖精達は虎のトーテムを見て、

妖精C「どうする?
    アレ、手強そうだけど・・・・・・」

妖精D「助けようとして巻き沿い喰うのは僕、嫌だよ」

妖精E「同感だね」

妖精A「そんなぁ〜、助けてよぉ〜!(号泣)」



妖精達が騒いでいる時、教職員達は、

校長「教頭先生、私と一緒に二人三脚に出ないかい?」

教頭「え?」

物理先生「教頭先生は、私と一緒に出たそうな顔をしてます。
     なので、私と出ましょう!」

教頭「いや、私はそんな気はありませんが・・・・・・」

魔導先生「いえいえ、彼は私と出たいと先ほど言ってましたよ」

教頭「そんなことを言った覚えは無いのだが・・・・・・」

校長「教頭先生とは、私が一緒に出るんだー!!」

物理先生「物理教師ビーム!」

魔導先生「なんの! 魔導工学式ミラーフィールド展開!」

物理先生「なに! 弾き返されただと!?」

医学先生「おや、跳ね返ったビームが・・・・・・」

跳ね返ったビームが、なんと妖精Eに当たった!!

虎「ガオっ!?(噛み付いたまま、再度驚いている)」

妖精E「なんなんだ? 今のは・・・・・・ガク」

妖精B「アレを光らせてはいけない、アレは、頭の光だ・・・・・・」

妖精C「やべぇ! ここはひとまず、にげようよ」

妖精D「OK、撤退開始!」

妖精達は逃げ出した。

妖精A「待ってくれ〜、僕を置いていかないで〜。(まだ噛み付かれている)」

物理先生「はて? おかしいですねぇ、
     私のビームは何かに当たるまで飛び続けるはずなんですがねぇ・・・・・・?
     (妖精達が見えてない)」

医学先生「確かに今、空中で何にも当たらずに消えましたねぇ。(やはり見えてない)」

教頭「いや、それ以前に職員室でビームを使うのはどうかと・・・・・・。
   (←ビーム直撃コースに立っていた)」

校長「いまだ! 校長マグナムパーンチ!!」

物理先生「あまい! 物理教師ガード!!」

教頭「おしい、なかなか良い鉄拳だったのに」

医学先生「教頭先生、私と共に二人三脚に出ませんか?
     (教頭先生を仲間に加えれれば電波神様もお喜びになるでしょう)」

教頭「は・・・・・・。(エシュター・クレイトン以外に
   モテても嬉しくないのだが・・・・・・、そうだ!)」

医学先生「どうですか? 教頭先生?」

教頭「皆さん、お静かにしていただきたい!」

シーン・・・・・・。

教頭「皆が私と共に二人三脚に出たいという気持ちはよく分かりました。
   そして、私は誰と共に出たいかを決めました」

校長達一同「・・・・・・。(教頭先生と組むのは絶対に私だ)」

虎「ペッ!(咥えていた妖精を捨てた)」

教頭「その人物をここに連れて来るので、しばしお待ちください」

教頭はそう言って、職員室を後にした。

教頭がさっきまでいた場所には、テストの妖精の残骸2体ほどが放置されていたが、
そのことに気付く者はいなかった・・・・・・。

校長「・・・・・・教頭先生は、いったい誰を連れてくると思いますかね?」

医学先生「たぶん、自分と同等か、それ以上の人物でしょうね」

魔導先生「じゃあ、私はエシュター君に100シルバ」

校長「では、私は3年前の彼に100シルバ」

・・・・・・。

購買「セルリア先生と二人三脚に出よう。(無断決定、記入中)」




303教室前。 教頭「ここが、エシュター・クレイトンの教室だったな」 ドアに手を伸ばすが、途中で止めてしまった。 教頭「(クッ、心臓がドッキンドッキンしている・・・・・・。    緊張してドアを開けることができん・・・・・・)」 教頭が戸惑っている時、中から声が聞こえた。 アルバート「エシュター! 二人三脚は俺と一緒に出ないか?」 教頭「(ムッ、先を越されてしまう! 急がねば!!)」 教頭は思い切って、ドアを開けた。 教頭「エシュター・クレイトンは居るか?」 セルリア「エシュター君なら・・・・・・、あれ? さっきまでここ居たと思ったのに・・・・・・?」 教頭「(エシュターめ、隠れたか?     私が来たからって、そんなに恥ずかしがらなくても良いのに)」 ガゼル「せんせぇ〜、エシュター君ならここにいま〜す」 エシュター「バラすなぁ〜!!」 教頭「(ここでは、皆に聞こえるから廊下にでも連れ出そう)    ちょっとこっちに来てもらおう」 2人は廊下に出て行った。 エシュター「で、何のようですか・・・・・・」 教頭「(とりあえず、普通に頼んでみよう)実は、折り入って頼みがあるのだが」 エシュターは、なんとも不思議そうな顔をしていた。 教頭「私と一緒に二人三脚に出てくれ!!」 エシュターは、絶句していたのだが、 教頭「どうだろうか?    一緒に出てはもらえないか?(なんとも、反応が・・・・・・失敗か?)」 エシュター「え、えぇ〜と・・・・・・、       すみませんが、その申し出は断らさせていただきます」 教頭「そうか、(ガーン! やはり断られてしまった・・・・・・。    しかたない、強行手段でいこう!)ならば! 秘儀! 竜王の舞!!」 一撃一撃がエシュターに大ダメージを与えていく!! エシュター「ドゥブッハァー!!」 最後の一撃が決まった! 教頭「よし、このままエシュター・クレイトンを職員室に連れて行けば・・・・・・、ハッ!?」 教頭は、廊下の向こうからスレイン一味(スレイン、アッシュ、ガタガタ男)が、 何やら話をしながらこちらを見ている事に気がついた。 教頭「(見られた!? とりあえず、たてまえ上、     食堂のゴミ箱に連れて行かねばならぬか・・・・・・、クッ!)」 アッシュ「(ラヴラヴになってから、初めてエシュター君に竜王の舞を放ったね)」 ガタガタ「ガタガタガタガタガタガタ」 スレイン「(きっとあれは、夫婦ゲンカだね)」 アッシュ「(ふ〜ん・・・・・・。       そういえば、どっちが奥さんなの?)」 ガタガタ「ガタガタガタ(きっと、ガタガタな方でしょう)」 スレイン「(それは、君じゃないか)」 アッシュ「(僕は、エシュター君が奥さんだと思うよ。       女装が似合いそうだしね)」 スレイン「(それは普通の意見だね。       僕は教頭だと思うよ)」 アッシュ「(なんでなんだい?)」 スレイン「(そりゃあもちろん、夫婦ゲンカは奥さんが強いと相場は決まってるからさ)」 アッシュ「(ふ〜ん)」 ガタガタ「ピキーン!(キュウリが生えてきた)見えますぞー!!」 スレイン「いや、見える前に教頭がどこかに行っちゃったよ」 アッシュ「エシュター君、連れて行かれたみたいだね」 食堂、ゴミ箱前。 教頭「今日は仕方ないな。    明日また頼んでみるか」 教頭は、大事そうにエシュターをゴミ箱に収めた。 ぼわわわぁ〜んと、ゴミ箱から煙が出てきた。 教頭「なっ!?」 ゴミ箱の女神「あなたが落としたのは、金のエシュターですか?        それとも、銀のエシュターですか?」 虎「ガルルルルル!」 ゴミ箱の女神「・・・・・・」 教頭「こ、これは一体!?    何が起こっているのだ!?(パニック中)」 虎「ガオォォォー!!」 ゴミ箱の女神「・・・・・・とりあえず、あなたには3人のエシュターを差し上げます」 なんと、気絶しているエシュターが3人、ゴミ箱から出てきた!! (通りがかりの)セト「ゴミ箱から変なのが出てるぅぅぅ〜!            しかも、エシュ・・・・・・じゃなかった、            同じ人3人がゴミ箱から出てきたあぁぁぁー!!」 セトは慌ててその場から逃げ出した! 虎「ガオォォォー!!」 ゴミ箱の女神「・・・・・・」 教頭「(我に帰って)ムッ、エシュター・クレイトンが増えている!?    さ、3人もいれば・・・・・・、むっはーん!!    (笑みを浮かべ、直立したまま失神)」 ゴミ箱の女神「やはり、人を増やすのはマズかったようね・・・・・・。    とりあえず、イラナイ分は回収しましょう」 ついでに本物のエシュターはゴミ箱の中に入れ直されたのだった。 しばらくして・・・・・・。 (戻って来た)セト「あの、大丈夫ですか? 教頭先生。           (ゴミ箱の中のエシュターに気付いていない)」 セトは、教頭をゆすった。 すると、教頭は音も無く倒れていった・・・・・・。 そして、見事に(エシュターの隣の)ゴミ箱にカップインした。(ぇ セト「キャアアアアアアアアー!!」 セトは恐ろしくなって、その場から再び逃げ出した。 その頃、職員室では・・・・・・。 医学先生「遅いですねぇ、もう帰りましょうか?」 魔導先生「もう暗くなるので、今日のところは解散しましょう」 集まっていた教職員達は帰路についたのだった・・・・・・。 一方、セトは・・・・・・。 セト「ガタガタガタ・・・・・・。    教頭先生をゴミ箱に入れてしまった・・・・・・。    このままじゃ、退学させられるかも、ガタガタガタ・・・・・・」 その後、教頭は翌日の朝まで目を覚まさなかったそうな・・・・・・。 体育祭一週間前・外伝、完
おねーさん「はーい、地獄の使者、予告のおねーさんでーす」 ガゼル「ある意味あってるかもな・・・・・・」 おねーさん「そこ、冗談で言ってるのに肯定しない」 エシュター「というか、なんでいまさら予告するの?」 おねーさん「なんでも、予告がないとSSでの私の出番がないとか」 エシュター「SSなんだから無理矢理出せばいいのに・・・・・・」 おねーさん「そうすると、世界観が滅茶苦茶になるのよねー」 エシュター「なんか、その言い方だと世界観が       滅茶苦茶になるのを期待してるみたいだなぁ・・・・・・」 おねーさん「そんな事無いわよ。(ニヤリ)」 ガゼル「・・・・・・そういえば、さっきからアルバートの姿が見えないんだが」 おねーさん「あぁ、彼ね? 彼なら私のペットに餌をやりに逝ったわよ」 エシュター「逝っちゃったのか・・・・・・」 ガゼル「・・・・・・その字使うのやめようぜ。     すんごい誤解を招きそうだから・・・・・・」 おねーさん「君が言う誤解されそうな方が私の言った方よ」 ガゼル「えぇー!?」 エシュター「あと、シーナやレイシー先輩達もいるんだけど喋ってないから       僕達3人しかいないみたいに見えるね・・・・・・」 レイシー「呼んだ?」 マユトカゲ「おねーさん、あの人、また特技をやりそうだね」 シーナ「・・・・・・。(チャージ中)」 エシュター「・・・・・・」 おねーさん「まっくんの呼び方だと、どっちを刺してるのか、わかんないわねぇ」 ガゼル「・・・・・・刺すのかよ」 おねーさん「まぁ、それは置いといて、次回の予告。       いよいよ体育祭当日、謎のウィルスに感染した       ガゼル、シーナ、レイシーは学校を休むことになり、       短距離走から綱引きまでアルバート君と共闘することになったエシュター君」 ガゼル「次回は俺ら病欠なのか?」 レイシー「これ以上休んだら、私の存在忘れられそうなんだけど・・・・・・」 エシュター「いや、っていうか2人で体育祭の全種目こなすの無理だから!」 ガゼル「お、アルバートが戻って来た」 アルバート「エシュターと2人きりで・・・・・・、パッフーン!」 エシュター「キャアアアアアアアー!!」 おねーさん「そこへ、臨時の助っ人、ロベルト君が現れた!」 エシュター「あれ? ロベルトって名前・・・・・・、どこかで聞いたような・・・・・・?」 ガゼル「思いっきり教頭じゃねぇか?」 アルバート「なに? エシュターと2人きりの空間を教頭が邪魔をするのか!?       俺は、教頭と戦うぞ! 勝って、エシュターとムフフフフ・・・・・・」 エシュター「ギャアアアアアアー!       それって夢と同じことになりそうだよぉぉぉぉぉー!!」 スレイン「君はそういう運命さ、あきらめな」 エシュター「いやだぁぁぁぁぁー!!」 おねーさん「うるさい!」 ゴス!! ガゼル「なんだ!? 今のゴスって!?」 エシュター「あががががが・・・・・・。(瀕死)」 おねーさん「ロベルト君、もとい教頭とアルバートはエシュター君への       愛の力で見事優勝を勝ち取れるか!?       次回、『つかめ! 愛と愛と愛の優勝旗!!』お楽しみにー」 ガゼル「なぜ、愛が3つも!?」 おねーさん「最後に3人で愛を育む予定だからよ」 エシュター「ガハ! ガハ! ガハ!(吐血)」 おねーさん「では、今回はこの辺で。 シーユー」 レイシー「本当はここに外伝が・・・・・・」 ゴス! シーナ「ウっ!」 げろげろー・・・・・・。